コラム

月曜日はチェンバロのレッスン日です

2025年08月01日

今日はチェンバロのレッスンを覗いてみたいと思います。宝塚ミュージックリーサチには沢山の科目がありますが、他ではあまり見かけない楽器もたくさん教えています。

その一つが今回のお話の主人公チャンバロ、これはイタリア語で英語ではハープシコードと呼ばれています。実は私、原谷は現在はピアノ調律師のお仕事をしていますが、この仕事を始めるきっかけとなったのがチェンバロでした。

この変わった響きのする楽器に興味を持ち、それが触れる近道がピアノ調律師と言われていましたのでそうなりました。とは言えチェンバロに触れる機会などある訳もなく、なら自分の教室でチェンバロ科を作ってしまえ!となって今日に至ります。

最初はスピネットと呼ばれている小型で斜めに弦が張ってある楽器を使用していたのですが、やはり本物の二段鍵盤の楽器を持ちたいと思い、丹波篠山市の「古楽器製作工房 平山」で作って頂きました。

お話をして行きますと長くなりますのでおいおいお話しさせて頂くとして、ピアノが弦をハンマーで叩いて音を出すのに対してチェンバロは引っ搔いて音を出す撥弦楽器となります。(ちと難しかったかな)

当教室には2名の名物チェンバロ講師が在籍しています。

京谷講師は月1回日曜日、吉竹講師は月1回月曜日のレッスンとなります。
悠久の響きを体験されに是非お越し下さい。

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原谷 昌伸

宝塚ミュージックリサーチの原谷です。PTNA神戸中央支部、宝塚西ステーションを主宰しつつ、調律師として35周年を迎えました。ピアノは手入れさえすれば永く使える楽器です。お母様からお使いの楽器でも十分使用していただけます。もし古い楽器をお持ちでしたら是非一度ご相談ください。