コラム

宝塚 玲希庵 寄席

2025年08月22日

驚かれるかも分かりませんが、ホールで寄席やってます。
宝塚玲希庵寄席、この間第3回目を迎える事が出来ました

なんで?って、近所にお花さんがありまして、商店会やコミュニティで大変お世話になっている方なのですが、どうもウチが暇なんじゃないのか?と思われていたらしく、宝塚出身の落語家さんを紹介され、教室でせよ!と。あまり暇ではないのやけど…

笑福亭 呂好さん、大変面白い方で毎回ゲストを連れて来てお話しをされています。
今回は笑福亭 大地さんが来られました。

でもね、一つ毎回大変な事があるのです。
落語の世界にお客様に集中して頂きたいので、視界からピアノを消して欲しい…!と。
ホールにはフルコンサートピアノと普通のグランドピアノ。加えてチェンバロと電子ピアノの合計4台が鎮座しており、後はオーディオの大きなスピーカーが2つ。

仕込みは前日の夜、レッスン終了時からそれら全てを動かす事から始まります。

部屋は少し狭くなりますが、それらをホール右側に全て押し込め、臨時にカーテンポールを立て、パーテションを作り目隠しをします。そして長机を3つ並べて固定し、赤い毛氈を巻き、座布団を置いたら即席寄席の出来上がりです。

次回は来春の予定です。
是非皆さん音楽教室で聞く寄席をどうぞ。楽しいですよ。

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原谷 昌伸

宝塚ミュージックリサーチの原谷です。PTNA神戸中央支部、宝塚西ステーションを主宰しつつ、1982年7月に調律師になり気がつくと40年を超えておりました。ピアノは手入れさえすれば永く使える楽器です。お母様からお使いの楽器でも十分使用していただけます。もし古い楽器をお持ちでしたら是非一度ご相談ください。