コラム

好酸球性副鼻腔炎(指定難病328)

2025年09月02日

ちと難儀な病気に罹ったみたいです。3年前に少し治りが悪い副鼻腔炎(蓄膿症)になりまして、当時 大阪天満のかかりつけ医に紹介され向かったのが大阪病院の耳鼻いんこう科でした。

臨床症状両側性の鼻茸、強い嗅覚障害、鼻閉、後鼻漏、頭痛など
画像所見副鼻腔CTで両側のびまん性陰影(篩骨洞優位)
血液・病理血液中や鼻茸組織に好酸球の増加
合併症喘息やNSAIDs過敏症を合併することが多い

確かその時に生検してもらった時には通常の副鼻腔炎で問題ないと言われていたのですが、なかなか卒業させてもらえず、悪くはなっていないものの担当医は首を傾げるばかり。

もしかしてというか、自分ではある意味覚悟をしていた所もあったのですが、7月の検診時に 思い切って生検してみようか!となり、小さな鼻茸をチョン切られまして確定となりました。私の場合は気管支喘息がセットで付いてきています。こっちの方がしんどい!

予防のしようがなく、(風邪をひかないのが一番)でもって、薬はバカ高い薬しかなく、デユピクセント注射1本¥66,000-(2週間分、月2本で¥132,000-)なので、酷い方は難病申請する事になります。

まあ死に至る病気ではないので主治医の先生にも「気長に行きましょう」と言われておりますが、半数以上の方は再手術なしでいけるみたいです。

ここ近年、すごく罹患者が増えている病気です。鼻に異常のある方、臭いが分からない方、蓄膿症が良くならない方、きっと多いと思いますので一度 耳鼻科(頭頸部外科)へ行きましょうね。

そうそうお世話になっている私の主治医の先生はこの世界でカリスマ医師との事です。
手術待ちは約半年近くとか。すごく良い男前の先生です。

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原谷 昌伸

宝塚ミュージックリサーチの原谷です。PTNA神戸中央支部、宝塚西ステーションを主宰しつつ、1982年7月に調律師になり気がつくと40年を超えておりました。ピアノは手入れさえすれば永く使える楽器です。お母様からお使いの楽器でも十分使用していただけます。もし古い楽器をお持ちでしたら是非一度ご相談ください。