鍵盤ハーモニカ科

鍵盤ハーモニカを始めたきっかけ
小学校低学年の音楽授業ではケンハモを使います。その後学年が上がるとリコーダーに移行されます。そしてケンハモは忘れ去られてしまいます。
私はこの現状をとても残念に思い15年くらい前から自宅ピアノ教室のグループレッスンで鍵盤楽器として活用してきました。当時はケンハモ専門の教則本は無かったので右手左手のパートに分けてアンサンブルをしたり音域が足らない部分はアレンジで補ったりと色々工夫しました。ピアノを習ってる生徒達には吹奏楽器としての別の楽しみ方も伝えられたと思います。
文科省の指導要領の改正に伴いケンハモは脚光を浴びるようになりました。私自身もそれを機にケンハモの呼吸法や奏法の技術を学び直しました。
指導方針
初心者にはグループレッスン1時間からのスタートをお願いします。
無理のないように出来る範囲で出来るパートから練習していきます。
譜読みが出来自分だけの曲をご希望の方は個人レッスン30分に移行してもらいます。より細かい技術の習得を目指します。
レッスンのモットー
今や鍵盤ハーモニカは子供だけが使う楽器ではなくなりました。当該教室では先ずご家庭で眠っている鍵盤ハーモニカで音を出し、自発呼吸でこんな音色が出るんだという事を実感してもらいたいです。
ピアノと違いご自分の呼吸で歌うように吹けば簡単に音色が変わります。みんなで音を出してアンサンブルを楽しみましょう。練習前には体力作りにも役立つ簡単なエクササイズも取り入れ健康面のバックアップもお手伝いします。
ケンハモ演奏の上達と同時に皆様の健康寿命にも寄与出来たらと考えています。
レッスンで使用する楽譜について
初心者向けのグループの教材は「1からはじめる大人のケンハモ」
音符が読めなくても音楽経験がなくても大丈夫です。先ず耳から感じて吹きます。簡単に即興演奏も出来て楽しいですよ。CD付きなので家での練習もし易くなっています。
懐メロ、童謡、ジャズ、その他今は素敵なアレンジの本が沢山出版されています。ご要望に応じた教材をご紹介します。
私とのアンサンブルやピアノ伴奏でより深くケンハモの世界に誘います。
講師から一言
今更ピアノを習うのは敷居が高いと思ってらっしゃるシニアのみなさん!
鍵盤(指を動かす)練習が出来、吹く事で肺機能を高め舌を使うので誤嚥性肺炎の予防にもなります。
ケンハモで皆様のアンチエイジングのお手伝いをさせてください。
いつも朗らかに明るく楽しいレッスンを目指していきます。